パソコンの複数台接続の方式ですが、技術的にはいくつかの方式が有ると思います。なお契約や約款絡みの問題もありますので、その問題は別途検討をしたいと思います。ここでは約款などの支障がないと仮定をして、技術的な方法のみを取り扱います。

（１）ハブ接続方式

　例えばＣＡＴＶ局の仕様がＤＨＣＰ方式であれば、単純にパソコンをハブ経由で接続するだけで接続できるケースがあります。また固定ＩＰ仕様の局でも、申し込みをすれば追加ＩＰアドレスを取得できる場合がありますので、その場合もハブ接続方式で良いことになります。追加ＩＰアドレスの利用は、追加料金が不要な局と必要な局とがあるようです。

（２）インターネット接続共有方式

　たとえば Windows 98 Second Edition や Windows 2000 では、この機能を標準で持っていますので、ケーブルモデムに直結するＰＣにＮＩＣを２枚設置し、インターネット接続共有の設定をして利用する方法があります。

（３）ＰＣ用のＮＡＴ・ＰＲＯＸＹソフトを利用する方法

　例えばＷｉｎＰｒｏｘｙなどのソフトは、この目的のソフトとしては著名なようです。

　参考ＵＲＬ
　http://www2.comco.ne.jp/~sin/WinProxy/

（４）外付けの専用ＮＡＴ・ＰＲＯＸＹ・ルーターなどを利用する方法

　ＣＡＴＶインターネットの普及に伴い、多種多様な製品が各社から発売されるようになっています。機会を見て、各製品を少しずつ紹介したいと思います。