この方法を採用する場合は、加入しているＣＡＴＶ局がこの形態での接続を許しているかどうか確認する事をおすすめします。

　ケーブルモデム側の接続をＬＡＮ接続（イーサーネット）、モデムやＴＡの方をＣＯＭポート接続にするケースですが（Ｗｉｎｄｏｗｓ環境の場合）、ＣＯＭポート接続の方が優先されるような動作になるようです。具体的にはデフォルトルート（ネットワーク番号の０．０．０．０に対する経路）のメトリックの値が、ＣＯＭポート側の方が値が小さくなり、ＬＡＮとＣＯＭポートに同時接続をした場合にはＣＯＭポートが優先されるようです。操作方法としては、ＬＡＮ側の配線は接続をしたままの状態でＣＯＭポート用の「ダイアルアップネットワーク」を起動しますと、自動的にＣＯＭポート側に経路が切り替わって接続されます。

　ただしＷｉｎｄｏｗｓ環境の場合ＤＮＳ設定は１種類しかできないようですから、ＬＡＮ側の場合もＣＯＭポート側の場合も同じＤＮＳ設定を使うことになるようです。